DOCSTYLE XR1200 タンデムシート

「快適なタンデムシートが欲しい」というワンオフ製作のご依頼から量産に至りました。

ducati hypermotard

 

XR1200

10 原型完成

原型が完成しました。これにFRPを積層すれば、生産用の型ができます。
積層したFRPが原型とくっついて外れなくなったら、全てが無になります。丁寧に離型処理を行います。

 

XR1200

11 生産型完成

原型から外した、左側が生産用の型です。
ゲルコートを吹いた後、変形しないための数種類のガラスマットを使用し積層しています。

 

XR1200

12 シートベース完成

生産用の型を仕上げ、表面を磨き、離型処理を行った後にようやく製品を生産する事ができます。
ゲルコートを生産型に吹きFRPを積層、硬化後に外した製品1号です。
大きめに作ってあるので、最終的なフチの部分のカットラインは実車に合わせてみて決定します。

 

XR1200

13 並べて嬉しい

左から原型、生産用の型、製品です。反転して、また反転。
FRPは複雑な形状を量産できる素材ですが収縮や変形も起きやすいので、ボルトオンパーツの場合は特に気を使う部分です。

 

XR1200

14 車体合わせ

完成したシートベースを車体に装着してカットラインを決定。
テールカウルとのクリアランスが、シート表皮を張る分あけて絶妙。

 

hypermotard

15 最終形状決定

オーナーと相談し、スポンジの積層を考えます。「座り心地優先で」という事なので、充分な厚みを持たせます。
シート屋さんに「こんな感じで」と渡すために作った画像です。

 

XR1200

16 シートベース仕上げ

ノーマルではスポンジの量が少ないため不要なのでしょうが、座った際にスポンジがヘコんだ分の空気を逃がす穴をあけ、断面もペーパーでならして終了です。
後はシート屋さんにお願いします。

 

XR1200

17 スポンジ積層

スポンジを積層し表皮を張ってくれるシート屋さんには、オーナーと一緒に訪ねて打ち合わせました。
表皮を張る前に一度送ってもらい、オーナー&奥様が試乗、確認。
上面にあと10ミリ積層して表皮を張ってもらう事に。

 

XR1200

18 完成

表皮も張られ、車体に装着して完成です。
座面が広くなり充分なスポンジ厚で、安定して座る事ができるようになり快適との事。良かった。

 

XR1200

XR1200 タンデムシート

パッと見、一体のダブルシートにも見えます。
充分なスポンジが積層できるようシートベースを作りましたので、最終的な完成形状にも自由度があります。
「もうちょっと薄めで」「スポンジ特盛りで」など、ご相談下さい。