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Molded Plastic

2009-06-25 19:14


製品の素材として、ウチではメインで扱っているFRP。
オリジナル製品だけではなく、他社製品の加工なども行っています。
FRPは補修や加工も容易に行えるのがメリットのひとつです。

最近ミニバイクでのサーキット走行にハマってしまった、ご近所のお客様。
とうとうトランポまで購入されてしまったようです (笑)。うーむ、ウチでさえバイクを運べるクルマが無いと言うのに…うらやましい (あいかわらず2シーターオープンに乗ってるので、大きな荷物を運ぶトキは屋根開けて無理矢理。梅雨の時期はツライ…)。

で、これはNSF100の社外テールカウル。
長身の方なので、ノーマルではポジションが窮屈で購入されたとのこと。
FRP製ですがしかし、軽量化を優先しているのか全体に薄いために走行時の切り返しなどで「グニャグニャしてしまい、身体が落ち着かない」らしい。
座面にある取り付けボルト穴周辺にもストレスがかかっているようで表面にはクラックも発生し、このまま使用するのはどうなのかと持ち込まれました。

全体に面構成が複雑な形状で、それがリブとなり薄いながらもしっかりしているテールカウルではあったのですが、座面はフラットでノーマルに比べ広くなったため、そこにストレスが集中するようです。
座面を中心にFRPを新たに積層し補強しました。
車体に取り付ける部分のゴムグロメットはノーマルを流用するものでしたが、けっこう柔らかいタイプ。ウチで在庫しているカタめのゴムグロメットを使用すれば、さらにしっかり感は増すはず。
クラックは表面のゲルコート層のみでしたので、とりあえず今回は本体の補強だけ。いずれ塗装するときに補修しましょう。

「レーサーだし、裏側の見えないところだから見た目は気にしない」とのこと、ザックリとした加工だったので、お預かりしたのは数日。装着し早速サーキット走行されたようです。
結果、不快なフニャフニャ感が無くなり目標タイムが出たらしいです。
加工自体は速さには直接関係無いだろうけど、直接身体に触れる部分だから不安要素が無くなりライディングに集中できるようになったのかな。


こちらはXR1200のアンダーカウル。
海外から取り寄せたもので塗装依頼です。しかしFRP製品はモノによっては変形収縮が激しいことがあります。塗装した後に「車体に着かない…」じゃ残念なので、「まずは車体に装着できるか確認し送ってください」とお願いしました。こちらは遠方のお客様です。


で、若干の修正が必要となり。
車体干渉部分のカット範囲や穴位置の変更をマスキングテープを貼って指示され、ウチに到着。
穴位置の変更は、元の穴を中心に裏側をすり鉢状に削り新たにFRPを積層。干渉部分はカットし仕上げます。
指示された修正は終了したので、これから塗装行程に入ります。塗装の塗り分けはメールに画像を添付し、お客様と打ち合わせを進めています、便利な時代になったなぁ。


他社FRP製品を見るのは、同じFRPを扱っているショップとして勉強になる事も多いです。
FRPには一部粗悪な製品もあって、ボルトオンとはいえすんなり装着できないパーツもあったりします。
ご自身で加工できない場合、修正も可能です、お気軽にお持ち込み下さい。