Rocket Cathedrals
2008-08-17 10:32
おれがバイクに興味を持ち始めた頃、大人気だったのがRZ250。1980年の発売です。
ピーキーで乗り手を選ぶ2stエンジン、洗練されたスタイリング。1クラス上のバイクとも対等に走れる、というわけで「400キラー (1年後に発売された350は750キラー) 」などと呼ばれました。
中型バイクが国内販売の主流だった当時、現実的な憧れのバイクでした。海外のスペシャルバイクなんて夢のまた夢。
それでもRZの高性能ぶりは「乗ったら死ぬんじゃないか」と思わせるに充分、RZシリーズは50 (‘80年発売) 、125 (‘82年発売) とラインナップされ「まずは50、次は125で修行」と地道なステップアップを、と思ったものです。そういえばあの頃は各メーカー125にも力が入ってました。
大人気だったRZ、アフターパーツメーカーもベース車両として多くのパーツが出てましたね。
1981年のMOTOR CYCLIST誌11月号で「スペシャルBIKE大図鑑&試乗」として、多くのRZが紹介されていました。

伝説のカスタムショップ「滋夢」の外装を装着したRZ。ビキニカウルはスクリーンが低くセットされ、他のショップは当時のレーサーをイメージしたデカいテールカウルが多い中、スマートなテールカウルのシングルシートが装着されています。アンダーカウルも車体側形状に合わせたコンパクトなもの。
車体色がノーマルに合わせたものなのでスペシャル感には欠けますが、綺麗にまとめてあるところは「ただ改造するだけじゃない一歩先のカスタマイズ」を感じさせます、やるな。

メカ的なところで印象深かったのが、「ダイシン」の後方排気化されたRZ。
後方排気化によってシート下のバッテリー等はテールカウル内に移動され、前方に取り付けられたキャブにはクリーナーもファンネルも無し。アルミ板で異物混入を防いでいるだけだそうです。
オイルタンクも外されたそうです、混合だったのかな?
日常使うには無理っぽいですが、インプレッションによると「タコメーターの目盛りがなくなる12,000rpmまで届きそうな勢い」らしい。
これもスペシャルバイクのひとつの方向ですね。

その他、外装からエンジン、車体まで様々にイジられたRZがいろいろ。
RZは海外でも「ポケットロケット」と呼ばれ大人気だったようです。
おれの場合「RZに乗る」という少年の頃の野望はかないませんでしたが、RZ (RZ-R) 後継機種であるTZRのエンジンを積んだTDRに乗っていました、2stのロケット感は気持ちよかったなぁ…。
Something Better Change
2008-08-09 11:24
先日、出来上がったエイプを雑誌撮影してもらいました。
用意した車体は2台。1台がキャブレター、1台がインジェクション。
事前に「インジェクションモデルの外装はリヤフェンダがバッテリーケースを兼ねるものになったが、それ以外共通」と聞いていたので、パーツはキャブレター車に合わせ作ったのですが。
実際にインジェクションモデルを見ると細かい部分で車体が変わってました。

ウインカーの取り付けがゴムワッシャ1枚追加されている、とか、ホーンが変更されホーンステー (ライトステー) も共通ではない、とか、シート取り付けボルトにワッシャが追加されている、とか、配線もギボシの部分がカプラに変更されている、とか。
探せばもっといろいろありそうなのですが、とりあえずは作った外装がインジェクションモデルにも装着できるのか、が問題。
で。見事にサイドカバーが着かなかった…。キャブレターモデルに合わせて、限界まで薄く作ったヤツが。
サイドカバーは上下幅をツメたものと2種類作ったので、それを両方に着けて無事撮影は終わったのですが。
なもんで、薄いサイドカバーは再度製作中。
「…サイドカバーだけに再度かよ…」とつぶやいても、むなしい夏の日です…。
撮影車両は店にあるから見に来てもいいよ。…なぐさめに来てくれてもいいですよ。
Celebrate Summer
2008-08-05 22:31
おれが過去に乗っていたバイクはプロフィールにある通りなんですが、ナンバーを取らず所有していたバイクも含めると、他にもあるわけで。
その中の1台にARがあります。
エンジンをバラしたり、外装を自分で塗ったりして楽しんでました。ま、ナンバーを取る事無くイジり壊したわけですが。
おれのは初期型の80でした。
写真はサイドカバー、テールカウルの形状が変わった「II」ですが、初期型のシャープなスタイルがかっこよかったなぁ。
ちょうどカワサキ車にもフロントカウルが着き始める頃で、それまでの無骨なZGPなどの角張ったデザインから変更しようとしていた時期なのかな、GPz風な曲線が採用されたわけです。しかし同時に50は自主規制でパワーダウン、他社が水冷エンジンの50をラインナップする中「S」へのマイナーチェンジを行いパワーを戻しますが、やはり高性能化が進む時代に空冷では人気が無かったです。
もう8月ですねぇ、バイクをよく見かけます。
昔はバイクに乗る、というとギア付き50ccから乗り始めてステップアップしていく、というのが王道でした。
そういえば「ペリカンロード」という漫画があって、物語は高校生の主人公がMBX50を手に入れた夏から始まっていました。まだ乗り馴れていない主人公が、AR50とバトルするシーンは印象深いです。
おれも50 (YSRだった) に乗っていた頃を思い出すと、なんか夏の思い出とともにあります。
乗るのもイジるのも基本である50cc、昔は単なる足では無く、みんな思い入れ満々で乗っていましたねぇ。
いま、仕事としてではありますがエイプをイジって、そんな気持ちを思い出しています。