2008-06-10 18:46
無人島にひとつだけエアツールを持って行くなら、と聞かれたら迷わず答えます。ベルトサンダー。
コンプレッサーが無いと使えませんけどね。
FRPを仕上げるのに使う道具です。エアホースに接続しトリガーを引くと、輪になったベルト状のサンドペーパーが「ヒュイーン」と回転する素敵な工具です。
ベルト部分とグリップ部分の角度も変える事ができて、外観の変化も楽しめる素晴らしい工具です。
いろんなメーカーから出てるメジャーな工具ですが、本体が塗装されてるものは少ないようです。どうせキズ付くし汚れるんだけど、あえてオレンジのものを選んでみました。SP AIRのやつ。
もう2年くらい使ってるのか。先端ローラーのベアリングが粉砕したくらいで (まあココは消耗部品だから)、今も絶好調でヒュンヒュン回ってます。マメな給油は必要です。
買ったとき、カッコイイだろう、と美人秘書 (若い頃は斉藤由貴似) に見せたら「あからさまに重機の色だ」と言われました…。
ぜんっぜん違うぞ、ハーレーのワークスカラーじゃん!
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2008-06-09 23:26
この赤いのは「RED LIGHTNING」と名付けられたエグリ。
GRAY FLASHの発展型、らしいです。GRAY FLASHが’81年、RED LIGHTNINGが’83年。
掲載されているのは1984年の「Car Styling 46」。ハンス・ムートの特集で、インタビューも掲載されています。
いや、今、見ると野暮ったいですね (笑)。しかしフロントからテールまでつながるカウリング、ダクトが切ってあったり (キャブ周りに導入してるみたいですね)、少年だったおれの心をガッチリ掴むには充分過ぎるスタイリングでした。
ムートがデザインするバイクの魅力は、やはりスラントされたフロント周りだと思うのですが。
現在のように異形ライトなんて無かった当時、フロントカウルをスラントさせようとしても、レンズ部分で垂直な面ができてポッテリしちゃいますね。
これ、もうちょっとライト位置下げたかっただろうなぁ。
でもタンクを上下にボリューム持たせて、かつフロントカウルスクリーン部の後端をタンク側にちょっと曲げて、ボディとの一体感を狙ってるのかな。赤く塗装していないタンク側面 (アルミ地肌らしい)、エグリのエンブレムを中心に、赤い部分がぐるっとループするように。
きっとこれ、実車を見たらいろんな表情があるバイクな気がする。バイクの隣に立った目線から見ると、すげぇカッコイイかも。

隣のページには、おれが愛するGRAY FLASHも。
フロントカウル、これでもか、というくらいウェッジシェイプです。BMWのR65LSから練り込んでいった形状なのかな。レンズ部分の垂直面が気にならない、フロントを低く見せるカッコイイ処理です。カタナも影響受けてますよね。
よく見るとスクリーン部後端がちょっとだけ立ち上がってます。ガーニーフラップ? カウルの強度を高めるためのリブかなぁ?
おれ、これをツマミにビール大ジョッキ5杯はいけます。
しかし実用的、機能的だったのはRED LIGHTNINGの方でしょうね。
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2008-06-08 12:10
雑誌の話ですが、海外のバイク雑誌も面白いですね。掲載されているバイクを眺めているだけで、形も色も、なにかと参考になります。
ついつい心の中で
「なんじゃこりゃあ」
と、松田優作の声色を真似てしまうような、ありえない改造バイクも掲載されていたり。でも他人の目は関係無い、自分がカッコいいと思うのがコレなんだ、って迫力もあって、それってカスタムの本質かもなぁ、と思ったりします。
これらの雑誌は、友人が以前海外に行ったとき、お土産にと買ってきてくれたもの。けっこう重たかっただろう、ありがとう。
その友人から、「今度ニュージーランドに行く」と昨日電話があったのですが。
ニュージーランドといえば、アレですね。ブリッテン。
お土産にはブリッテン饅頭を買ってきてくれ、と頼んであります。「ひよこ」が饅頭になってるくらいだから、「ニュージーランドの怪鳥」が饅頭になってないワケがない。よろしく。
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2008-06-06 14:45
バイクの仕事をやると決めたのは「一生働かなきゃいけないなら他の仕事は無理、怠け者のおれにはきっと続けられない」という理由なのですが。
しかし仕事にしたらしたで、ツラくなる事もあります。一時期バイク雑誌なんて見るのも嫌で。今は大丈夫なんですが、でもバイク雑誌は10年以上寝かしておいて昔のを見るのが面白い。ニューモデルにはあまり興味が無いですし。
個人的に、特に面白いのは80年代前半です。おれ自身バイクに興味を持ち始めた頃だし、バイクブームのど真ん中、業界全体がイケイケな感じだったように思います。
カウルが認可される前の、国産バイクが地味だった頃はスタイリングカスタムを本気でやるショップも多くあったし、海外のスペシャルバイクはまさに憧れの夢のバイクでした。
とりわけ衝撃だったのが、ターゲットデザインらがスタイリングを担当したエグリでした。
この雑誌は1994年3月発行の「BIG BIKE Cruisin’」。古い雑誌ではないけれど、70年代中期から80年代初期の4気筒カフェレーサーが特集されている、なんて素敵。
中でもドキドキできるのがハンス・ムートがデザインしたという「EGLI GRAY FLASH」。

この手のバイクは「現在でも通用するデザイン」なんて評されるけど、いや、今見ると古さは感じますねやはり。メーカーの現行スーパースポーツ車のスタイリングの方が、カドはピンピン立ってるし面は複雑だし凄い事になってる。
でもおれはレトロフューチャーな感じというか、どこか優しい柔らかい感じの、この時代のスタイリングカスタムバイクやスペシャルバイクが大好きなのです。触って撫でて確認したくなる曲面なんて、ライダーがバイクというものに特別な感情を持っていた頃だったからこそ、とも思える。みんな単なる乗り物としてではなく、愛情を持ってバイクというものに接していた気がします。
しかし街を見るといまだにネイキッドというスタンダードなバイクが主流だし、スタイリングカスタムは、これくらいがちょうどいいのかもしれませんね。
21世紀にはこういうバイクが道路ではなくチューブの中をバンバン走ってて、と想像してた10代の頃でした。SIGUE SIGUE SPUTNIK (おれの中では名バンドです) も、そういう21世紀を想像してたんでしょうね。
SIGUE SIGUE SPUTNIKのファーストアルバムはおれ、LP盤で買ったんですがそれが86年か。国内ではカウル装着も認可されスズキガンマはすでに3代目、ホンダはNSR250Rが出た年。その後バイクはどんどん高性能化、レーサーレプリカがブームになったけど、スタイリングカスタムは低迷していったんですよね。
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