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2008 年 6 月 のアーカイブ

I Love Rock ‘n’ Roll

2008-06-29 17:27

パテパテです。
塗装前の製品表面のキズを埋めたり面を修正したり、原型を作る材料にも使います。
硬化剤を混ぜて使いますが、いいかげん暑くなってきたこの季節だと、油断してると勝手に固まってるのでイラっとします。

ウチでは塗料もロックペイントのものを使っていますが、パテもロック。
なぜなら名前が良いから (デビルビスに続いて、またそれですか)。

しかし、ちょっと気合いが足りないので (おれに無断で固まったりするヤツなので)、缶に魂を入れてみようかと。


パテ
魂、注入後。
ストーンズとラモーンズの魂を入れてみました。

I Love Rock ‘n’ Roll。ランナウェイズ時代から男前だったジョーン・ジェット姉さんの、あまりに直球な曲名ですが。
‘81年の大ヒット曲です。おれがバイクに興味持って、ロックンロールにもやられちゃった時期です。

近所のガソリンスタンドのお兄さんと世間話してて「41歳には見えないっすね」と言われました。
おれの場合、いつもチャラチャラした格好をしているのでよく言われるのですが、その度に「苦労してないっすから」と答えています。
でもたぶん、昔から中身が変わってない、ってのは大きいんじゃないかなぁ。それが良い事かどうかはともかく。
あいかわらずバイクとロックンロールを愛しています。

Street Fighting Man

2008-06-27 15:55

ガンマ懐かしバイク。ガンマです。レーサーレプリカと呼ばれるバイクのハシリです。
前モデルはRG250Eになるのか、RG250Eはオーソドックスなスタイルのバイクだったので、後継機種としてこんなのが出ちゃって当時はもう。

「うわ、やべぇレーシーなカウルが着いてるし!」
「すげぇフレーム、アルミかよ!」
「45馬力も出てるんすか!」
「こんなので街を走っていいのか!?」
と、誰もが思ったものです。

いや、こんな細いフレームでもスゴかったんですよ当時は。こんな立っちゃってるカウルでもスゴかったんですって。
そういえば、タコメータが3,000rpmから始まってるのもレーシーな演出でした。

ガンマが出てからというものレーサーレプリカが大ブームとなり、みんな派手な革ツナギ着てヒザ擦るのが流行りました。
おれの友人の場合はスリムのブラックジーンズに破れたシャツ、南京錠を首にぶらさげたベタなパンクファッションで乗ってましたが。それはそれでバカっぽくてカッコよかったです。
彼はまだ南京錠首に下げてるのかなぁ、「カギは捨てた」って言ってたけど。
みんなで街ん中 (マジで街ん中、ファッションビルの真ん前で)、地ベタに座って海苔ゴハン (ホカ弁屋で「海苔弁当のオカズ抜き」で注文可能だった) 食べたなぁ。
今の若者がどこでも地ベタに座ってるようですが、なんか、おれ達がハシリだったような気もする。

RG250γ、1983年3月発売。45ps/8,500rpm、460,000円。

Crazy Man Crazy

2008-06-24 14:29

elf e1レーサーのように、速さのみを追求するバイクは見た目の面白さに欠ける、と言ってはアレですが。
耐久レーサーの場合は灯火類があったり市販車のスタイリングに近く、なにかと参考になります。
で、昔はこんなのもありました「elf-e」。
‘81年から’83年に耐久レースに参戦し、鈴鹿の8時間耐久レースも走りましたね。仮面ライダーのコスプレチームが出るより、こんな奇妙なバイクが走る方が楽しいよなぁ。

「別冊MOTOR CYCLIST 1983年10月号」で詳しく紹介されていました、ライダーは「クレイジー・アルダナ」ことデビッド・アルダナです。

しかし、あの頃のライダーって個性豊かでした。有名ライダーは皆、通り名があったものです。
スタートの一発芸「ロケット・ロン」、まさに王者「キング・ケニー」や、高貴な雰囲気「プリンス・片山」、とにかく速い「ファスト・フレディ」。
ヘルメットのカラーリングもゴチャゴチャ派手では無く、一目でわかりやすくて良かったです。

elf e2
elf-e、左コーナーだと前後片持ちなのがよくわかります、なんか新鮮です。
こちらのライダーはクリスチャン・ルリアール。

‘83年の鈴鹿8耐には、ルリアールとアルダナのペアでエントリーしています。予選9位と健闘しましたが、決勝では上位をキープしながらも33周目にアルダナが転倒、リタイヤ。

「今までのスーパーマシンとは別な常識のもとで造られたマシンだ。そういうマシンには興味があるし、すすんで乗ってみたいと思っている。確かにかわってはいるが、乗りこなさなければプロとはいえない。」とアルダナ。
いや、オマエが乗りこなしてて、転倒しなきゃなぁ…。

でも、彼の豪快さは愛すべきキャラクターでした。’81年の鈴鹿8耐ではホンダRS1000で優勝もしている、もちろん一流のライダーです。

elf e3
フルカバーされた車体と前後片持ちの足周りが特異なelf-eですが、さらにこのバイク、フレームというものがありません。エンジンの前後にアルミ削り出しのメンバーを取り付け、前後サスペンションを支持しています。

ストリップにすると、エキパイはエンジンの真上を通っていて異様です。キャブレターは、まるごとボックスで囲まれていて車体横のダクトから空気を取り入れます。オイルやガソリンのライン、ケーブル類は赤いホースを通し熱対策されているようです。ガソリンタンクはエンジンの下にあります。

当時は「スタイリングがカッコイイ!」と思ってたelf-eですが、あらためて見るとクレイジーなバイクです。
アルダナに似合ってたバイクなのかもしれません。

What’s My Name

2008-06-22 21:55

エイプサイドカバー1カワサキのバイクが開発時に「ニューヨークステーキ」「タルタルステーキ」など、ステーキの名前をコードネームに使用していたのは有名な話ですが。

ウチの製品にもコードネームを付けてみました。
昔からおれは商品にカッコイイ名前を付けるのが得意ではなく、過去に製作したバイクについても「黄色いヤツ」とか「赤のTW」とか、いつも適当に言ってるのですが。

なかなか開設されない「DOCSTYLE STORE」は、ウチとは別の会社が運営する形をとります。
その会社との打ち合わせにも便利だろうし、製品にコードネームを付けておいてもいいんじゃないかな、と。
気が利いてるよな、おれ。
なんか「おれって開発者?」みたいな感じだしな。

で。
このサイドカバーは「平君」です。理由、平らだから。

エイプサイドカバー2
こちらのサイドカバーは「細井さん」です。ノーマルのサイドカバーよりも細いから。
あ、トップページのボカした画像のバイクは、バレバレでしょうがエイプです。

あと、今、ダクトを切ったサイドカバーを作ってるんですが、それは「穴田」。
穴があいてるから。
呼び捨てなのは、友人に「穴田」ってのがいるから。

WILL POWER

2008-06-21 11:22

VT250Fバイク業界に勢いがあった80年代。おれがバイクに興味を持ったのはその頃です。
当時のバイクを懐かしんでみましょう。

VT250F (FE)です。
ヤマハのRZ250に、ホンダの意地として4stで対抗すべく開発されたVT250F。ライバルRZがRZ-Rへモデルチェンジしたのを受けて、パワーアップした2型です。
吸排気効率を高める「ハイ・イナーシャポート」、軽量・高剛性の「ハイパーコンロッド」がウリです。あと、この2型までは油圧クラッチ装備の実は高級車。
3型以降が、その高バランスの扱いやすさで初心者向けイメージとなってしまいましたので (その頃は4st250も4気筒の時代になりましたし)、VTシリーズ中で最もホットなモデルと言えます。
すでにホンダからも2st250はMVXが販売されていましたが (未完成な感はあったけど)、まだまだ4stでイケるぜ! という心意気を感じます。ま、この後すぐに2st車ニューモデルNS250R/Fが出ちゃいますが。
70年代までは400の廉価版的な位置づけだった250クラスですが、80年代半ばには完全に主流のクラスでした。各社次々とニューモデルを投入、どんどん高性能化しパワー上限は45馬力で落ち着いた頃ですか。1馬力1万円、なんて言われた時代もこの頃だったか。

VT発売当時は、おれもRZ (RZ-R)の方が好きでVTには興味が無かったのですが、後にコレ、所有してました。
といっても90年代に入ってから。中古車を5万円でバイク便の仕事用に買ったのです。
頑丈さ、燃費の良さ、扱いやすさで、他のバイク便ライダーもVT系使用者が多かったです。なので事務所にはいろんな年式のVT部品取車がゴロゴロしてました。
おれのVTは、タンクに穴があいてしまったので外装はVT250Zのものに載せ替え、インボードディスクはタイヤ交換時に面倒なのでVTZ250の足周りを入れ、ハンドルは絞れるだけ絞って、カウルフレームは残したままカウルを取っ払い、高速ではマグネット式のタンクバッグが風圧で飛んでいってしまうのでスクリーンだけ着いている、という怪しい仕様だったのですが。

台風の日も雪の日も一年中走りました。フレームの一部が冷却水のラインになってるので、冬場はそこを握って暖をとったものです。かなり乱暴に扱ってましたが驚くくらい頑丈なバイクでした。

さすがに最後は都心でエンジンが逝ってしまい、電車で帰ってきた覚えがあります。本当に「乗りツブした」と言えるバイクはVTだけです。
そういえばスピードで赤キップをもらったのも、このバイクでした…。

1984年2月発売、「THE PROGRESSIVE QUARTER」。40PS/12,500rpm。449,000円。

Drive Like Lightning (Crash Like Thunder)

2008-06-19 08:35

RED LIGHTNING以前紹介したEGLI RED LIGHTNINGですが、あれは写真がイマイチでしたね。
実車はカッコイイかも、とは書きましたが、いや、写真でも綺麗なのがありました。
「RIDERS CLUB 1984年8月号」です。

ムートはBMW時代の同僚と立ち上げたターゲットデザインを80年に去ったわけです。
その後のターゲットのバイクはムートと共通の方向性は感じますが、よりシャープなスタイリングに向かい、
ムートはよりエレガントなものを目指したように思います。

RED LIGHTNING
上からも綺麗。実際ライダーは上からバイクを見下ろす事が多いので、上から見たプロポーションは重要です。
テールの形状がカッコイイです、面構成がわかりやすい写真です。
横から見ると車体色がソリッド赤ということもあってベッタリ見えてしまってましたが、上面中央が山になった形状なんですね、テールカウル下端はムート得意のエアスタビライザー形状です、正面から見るとハの字になっている。上面までいくつかの面を組み合わせているようです、広い面積はもたないですよね、こういうことしなきゃ。

RED LIGHTNING
カウルだけの写真です。
最近のメーカースタイリングは「見慣れてくると良い」みたいな、初めて見た時には違和感を感じる事がありますが (メーカーは先を見たスタイリングを提案しているのだから仕方が無いのでしょうが)、ムートのスタイリングは派手ながら初めて見ても「綺麗」と感じる安心感があります。面や線に無理が無く、気持ち良くつながってるんでしょう。

一連のエグリ-ムートは、元々あったEGLIの車体に後からムートのスタイリングを与えた、というアフターパーツメーカー的な作り方です。
そのため、制約も多かったんじゃないかな、天下のフレームビルダーにスタイリングのために構造の変更は要求できないだろうし。
ただエグリはシンプルなフレーム構成ですから、外装の自由度はわりと高そうです。

うーむ。カッコイイ! 雷に打たれたような衝撃を感じました。

RED LIGHTNING
「RIDERS CLUB 1984年11月号」ではムートのインタビューが掲載されています。

RED LIGHTNINGのスタイリングについて。
「このEGLIのボディのデザインの趣旨は、エンジンヘッドをチラリと見せている。女性でいうのなら前をピッタリさせてても背中をオープンにしているドレスとか…」
なるほど、カウルの赤い部分でループさせているのはエンブレムでは無くエンジンヘッドでした。
無骨なエンジンをセクシーに見せる意図だったようです。

「新しいデザイン、新しいラインとか、GPレプリカとか、ともかくやりすぎだ。これが究極にゆけば、スーパーGPレプリカを創るのか、日本で流行っているオモチャの合体物のようになるのか、このままではそのふたつしかない。」
ムートがこう語ってから20年以上過ぎたわけですが。考えさせられちゃいますね。

ちなみにRED LIGHTNING、エンジンはまったくのノーマルCB1100F (100PS)でエアクリーナーとマフラーを変更しているくらいだそうです。

True Colors

2008-06-18 23:53

CBX400F INTEGRAおれがバイクに興味を持ち始めた頃、販売されていた市販バイクも紹介してみましょう。
「CBX400F INTEGRA」です。CBX400Fにカウルを着けた仕様で、国内でカウル装着が認可されたばかりの頃のバイクです。
CBX400Fは超人気モデルでした、次期モデルCBR400Fが発売された後にも再生産されました。
現行車のCB400SUPER FOUR、SUPER BOL D’ORに同様のカラーリングが施されていますが、その元ネタですね。

他メーカーでも過去のカラーリンググラフィックを現行車に与えるのが流行ってますが、昔の元ネタを知っててみんな買うんですかね。
しかし、CB750 (RC42)の赤白の。車体形状を無視して昔のCB750F (FC)のグラフィックを施してあったヤツなんて、かなりひどかった。けっこう売れたようですが営業からの提案とかだったのかな、スタイリングを担当した人ならあのラインは引かないでしょう普通。
おれがスタイリングを担当した人だった場合そんな事されちゃったら、まぁ大人だからブチ切れはしませんが、そいつの髪の毛掴んで引きずり回してます。

その後もいろんな懐かしカラーリングが出ちゃって、歯止めがきかなくなってんじゃん。せめて、そういう事はカスタム屋にシャレでやらせとけよ。
CB750は元が誠実そうな良いバイクだっただけに、なんか無理して似合わない服着てる若作りしたオッサンみたいで痛かったです。
CB400SUPER BOL D’ORに施したCBX400Fのグラフィックは実車見た事無いからなんとも言えないけど、名前は「SUPER INTEGRA」にすりゃ良かったんじゃねーの?

話を戻して。CBX400F INTEGRAは友人が乗っていました。
借りてみたら、軽くて乗りやすい良いバイクでした、さすがホンダ。
気持ち悪かったのがオートキャンセルのウインカー。曲がり終えると、自動でウインカーが切れるという。なんか不安で、結局自分でもウインカーキャンセル、押しちゃうんですけどね。

1982年発売で、インボードディスク、アンチダイブシステムやプロリンク、コムスターホイールなど、懐かしの装備が満載です。エキパイの形状も良かったですね。
当時クラス最強の48PS/11,000rpm、549,000円。

Clockwork Orange

2008-06-16 21:39

コンビレンチ工具が好きって人、多いですよね、工具の紹介です。
「コンビネーションレンチ」< ドラえもんの声で

ところでドラえもんの作者、藤子不二雄先生はおれと同じ富山県高岡市出身です。
二人とも。藤子Fxxkin’不二雄と藤子不二雄Anarchyですか、パンク・スピリッツ溢れる尊敬できる漫画家です。

で。おれが使ってるコンビはイタリアはBetaのヤツです。イタリアの工具って大丈夫なのか? と思いますか。おれも思います、すまんイタリア人。でもなんかグッときちゃったんすよ。Beta。
いや、さすがに悪くは無いです。使いやすいです。
Betaといえばオレンジ色ですが、そういえばベルトサンダーもオレンジ色の使ってるな、おれ。

オレンジ色が好きなのか、おれって。
「オレンジ色 好きな人」で検索してみると、オレンジ色が好きな人というのは

・元気で陽気、明るく活発
・話好きで外交的、人付き合いがよい
・付き合う人を元気づけ、幸せな気分にする
・他人からの好感度が高い
・人なつっこく、笑みをたたえ理解が早い
・お人好しで社交的、孤独が嫌い
・乱雑が嫌いで、いつも整理整頓をする

…見事に全然あたってませんから。ま、色って全部好きだから、おれは。

R★E★D

2008-06-12 21:54

SCORPIO PANTA昔の国産カスタムバイクでスゴいのってねーのか? と言うと、あります。伝説のショップ、カスタムクラフト滋夢がミュージシャンのパンタさん (頭脳警察) のために作った「SCORPIO PANTA」。このスタイリングは国産カスタムの革命でした。

このバイクは個人的に縁があるバイクで、製作した滋夢の和田さんは、おれの知人の知人。パンタさんも、また別の知人の知人。なんか「友達の友達が…」みたいな、結局他人じゃん、みたいな話ですが。

SCORPIO PANTAはカワサキZ400FXベースのカスタムですが、なんといってもスゴいのは当時プラモにまでなってしまったところ。ユニオンの1/15スケールです。「ロックミュージシャン、パンタの駆る先進のカフェレーサーをリアルにモデリング」。
今はプラモにも普通に改造バイクのラインナップ、改造パーツなんてものがありますが、改造バイクに厳しかった当時は考えられなかったんじゃないかと。
こんなの乗ってて大丈夫だったんですかね。

しかし当時のカスタムバイクの中でも抜群に綺麗だし、ここまでやっちゃうと「外車?」って感じで見逃されてたんでしょうか。

スタイリングを決定するのに、Z400FXのプラモに粘土を盛って検討した、とか。まさか出来上がったバイクが逆にプラモになるとは思わなかったでしょうね。

SCORPIO SPECIAL
このプラモはおれの宝物で、店に飾ってあります。神棚のごとく。
おれくらいの歳のカスタムバイク好きにはかなり影響を与えたバイクなので、遊びに来た雑誌編集の方なんかも、見て「おおっ!」と興奮する事が多いです。

ちょっと残念なのが、こっちの白い方。
製作者和田さん仕様のカラーリングなのですが、実車はCBX400Fがベースでした。プラモメーカーの事情か、Z400GPベースになってます。

おれの友人の2コ年上のビルダーが高校生の頃、滋夢に問い合わせの電話をかけて「Z400GPにスコルピオのカウルは着くのか」聞いたことがあるらしいのですが (着けた事が無いのでわからないが参考に、と取付説明書を送ってくれたそうです)。プラモでは着いてるぞ。

SCORPIO
で、これが実車。1994年の「BIG BIKE Cruisin’」誌、70年代中期から80年代初期の4気筒カフェレーサー特集でも紹介されています。特集の表紙も飾っている名作です。

滋夢の和田さんは非常に個性的なビルダーであった事も有名で、おれが聞いた話でも「初対面の雑誌編集者と待ち合わせの際、スグわかってもらえるよう頭にフェンダをのせて立っていた」「ヘッドフォンを装着し、踊りながら作業していた」「コタツを走るように改造した」「チェーンソーをフルチューンした」など、数々の伝説があります。
SCORPIO PANTAのフロントフェンダも作るのを忘れていて、締め切り間際に工房に転がってた適当なフェンダを着けたとか…。

この手のスタイリングカスタム、昔はけっこうあったのに今は見ないですよね。こういうの、やるショップが増えたら楽しいんだけどなぁ。
タイトル「R★E★D」はもちろん、パンタさんの曲です。Revolution,Evolution,Devolution。

Fried My Little Brains

2008-06-11 23:28

EGLI TARGET MAGNAM CBXまたしてもエグリです。
これはけっこう有名な「EGLI TARGET MAGNAM CBX」。
「RIDERS CLUB 1983年10月号」から。

今日、あるバイクのフロントフェンダにダクトを造形し、おれのブレーン (中学からの付き合いである) に見せたのですが、「このダクトは何のためなのか聞いてはいけないんだよな」と。
特に意味のないダクトが気になったようです。

デザインの全てに意味や理由を見出そうとするやっかいな世代だよなぁ。ま、おれも常々そういう考え方なのですが、ダクトについては無条件にカッコイイじゃん!
何のためか、と聞かれたら「男心をくすぐるため」じゃダメですか? ダメなようです。

協議の結果「では、これは空気ではなく気合いを導くという事にしよう。あと幸運とか」で決着。
あいかわらず見事なブレーンっぷりです。

EGLI TARGET MAGNAM CBX
さて、MAGNAM、正面から見るとちょっとマトリョーシカっぽくてアレですが、うーむ。スクリーン下のダクトにグッときます。これも、あまり意味無さそうだよなぁ。

リヤタイヤをループしている帯状のパーツは、リヤフェンダの法基準をクリアするためらしいです。さらにマフラーの熱からタイヤを守る効果もあるらしい、これは後付けの理由っぽいな(笑)。

EGLI TARGET MAGNAM CBX
MAGNAMで目を引くのは、やはりシートです。
激しい加減速でもしっかりホールドする、とか。
当時の雑誌、何誌かで試乗記事があります。こちらは「別冊MOTOR CYCLIST 1983年10月号」。
このシートについては機能的には可も無く不可も無く、て感じです。しかし見た目は斬新でした。10代の頃の、おれの心に火を点けるには充分なくらい。

授業中、ノートに落書きしていたオリジナルおれバイクの多くに、このシートは採用されていました。