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Birth Of Gel
2008-07-03 09:07
FRPという素材はプラスチックだという事は理解されてても、イマイチ謎な素材なようです。一般的には。
ガラス繊維の入ったプラスチックのことです、Fiber Reinforced Plastic。
日本語だと「繊維強化プラスチック」ですか。
身近なFRPといえば、ユニットバスとか。形状の自由度が高く、軽量で強度もあり耐蝕性が高い、補修も可能というのがFRPのメリットです。
大きな設備不要で量産品ができるのも、メーカー的にはメリットです。まあ、量産品をやろうとすると、それなりに手間と技術が必要になりますが。
バイクパーツの場合、まずは実物大の原型を作ることから始まります。
手作業で削り出し、表面を滑らかにし、原型を完成させます。
次は、原型からFRPで型をとります。型をとるための専用のFRP樹脂があります。
原型から型を外すと、原型の形状が反転されているわけです。きちんと外れるように、原型には離型処理を施します、くっついちゃったら外れなくなって原型もダメになります。
完成した型にFRPを積層して外したものが製品になります。
離型処理した型に、まずはゲルコートという着色樹脂を塗ります。ドロドロした液状のもので、硬化剤を入れた後吹き付けます、油断してると塗装ガンの中で固まってしまいます。
ゲルコートにはガラス繊維は入っていません。これで製品表面が滑らかに仕上がります。
型に塗ったゲルコートが固まった後、ガラス繊維を積層していきます。刷毛で樹脂を塗り、ガラス繊維に染み込ませてやります。均一な厚みになるように、適正な樹脂の量で積層するのが大人のテクニックです。
固まったものを型から外したものが製品です。外したままではフチの部分がガビガビしてるので、切り取ってサンドペーパーでならして仕上げます。
このエイプのビキニカウルは、白のゲルコートに専用の着色剤を加えて、エイプの純正色「クラシカルホワイト」になっています。
うすいベージュっぽい色なんですが…あ…なんかユニットバスっぽい…。
え? 開発コードネームですか? これの。
まだ覚えてましたか、そんなこと。つか、本気にしてましたか。
じゃ、これは「的場先生」で。製品が完成してから開発コードネームつけるのも、どうなんだろう。
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