DOCSTYLE BLOG

WILL POWER

2008-06-21 11:22

VT250Fバイク業界に勢いがあった80年代。おれがバイクに興味を持ったのはその頃です。
当時のバイクを懐かしんでみましょう。

VT250F (FE)です。
ヤマハのRZ250に、ホンダの意地として4stで対抗すべく開発されたVT250F。ライバルRZがRZ-Rへモデルチェンジしたのを受けて、パワーアップした2型です。
吸排気効率を高める「ハイ・イナーシャポート」、軽量・高剛性の「ハイパーコンロッド」がウリです。あと、この2型までは油圧クラッチ装備の実は高級車。
3型以降が、その高バランスの扱いやすさで初心者向けイメージとなってしまいましたので (その頃は4st250も4気筒の時代になりましたし)、VTシリーズ中で最もホットなモデルと言えます。
すでにホンダからも2st250はMVXが販売されていましたが (未完成な感はあったけど)、まだまだ4stでイケるぜ! という心意気を感じます。ま、この後すぐに2st車ニューモデルNS250R/Fが出ちゃいますが。
70年代までは400の廉価版的な位置づけだった250クラスですが、80年代半ばには完全に主流のクラスでした。各社次々とニューモデルを投入、どんどん高性能化しパワー上限は45馬力で落ち着いた頃ですか。1馬力1万円、なんて言われた時代もこの頃だったか。

VT発売当時は、おれもRZ (RZ-R)の方が好きでVTには興味が無かったのですが、後にコレ、所有してました。
といっても90年代に入ってから。中古車を5万円でバイク便の仕事用に買ったのです。
頑丈さ、燃費の良さ、扱いやすさで、他のバイク便ライダーもVT系使用者が多かったです。なので事務所にはいろんな年式のVT部品取車がゴロゴロしてました。
おれのVTは、タンクに穴があいてしまったので外装はVT250Zのものに載せ替え、インボードディスクはタイヤ交換時に面倒なのでVTZ250の足周りを入れ、ハンドルは絞れるだけ絞って、カウルフレームは残したままカウルを取っ払い、高速ではマグネット式のタンクバッグが風圧で飛んでいってしまうのでスクリーンだけ着いている、という怪しい仕様だったのですが。

台風の日も雪の日も一年中走りました。フレームの一部が冷却水のラインになってるので、冬場はそこを握って暖をとったものです。かなり乱暴に扱ってましたが驚くくらい頑丈なバイクでした。

さすがに最後は都心でエンジンが逝ってしまい、電車で帰ってきた覚えがあります。本当に「乗りツブした」と言えるバイクはVTだけです。
そういえばスピードで赤キップをもらったのも、このバイクでした…。

1984年2月発売、「THE PROGRESSIVE QUARTER」。40PS/12,500rpm。449,000円。

コメントをどうぞ

トラックバックURL

http://www.docstyle.net/blog/archives/69/trackback